煎茶 花月菴会

令和4年初煎次が開催されました

井上馨 筆 香涯楼

井上馨 筆 香涯楼

初煎次(大阪)

 初煎次が令和4年1月10日 花外楼 大阪北浜本店に於いて開催されました。

 

初煎次本席

花外楼

 明治8年、日本の政治の行方を決める重要な会議、俗にいう「大阪会議」が北浜の『花外楼』で開催された。
 大阪会議とは維新の元勲たちが1875年(明治8)大阪に集まって立憲政体の樹立を約した会議。
 征韓論の紛議や、征台の役に反対して、多くの参議が辞職。「大久保利通」を中心とする政府は、孤立無援の状態になった。そこで「井上馨」「五代友厚」の周旋により、同年1月に大久保利通・木戸孝允・板垣退助・伊藤博文らが、大阪に会し2月に至って、政治改革についての合意をみた。その内容は元老院・大審院・地方官会議を設け、内閣と各省を分離し元勲は内閣にあって輔弼に任じ、第二流の人物によって行政の責にあたらせるというものであった。
 この会議の結果、板垣と木戸が参議に復帰し、4月14日に政体改革に関する大詔が発せられ、漸次立憲政体へ移行することが国是となった。
 この会議の成功を祝って「木戸孝允」より贈られた屋号が『花外楼』であり、以来政界や官界の大立者が続々と出入りすることとなった。

(花外楼ホームページより抜粋) 

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